2015年6月3日水曜日

ロバート・グラスパー・エクスペリメント(Billboard東京公演)

先週末は金曜午後より土曜にかけて、パシフィコ横浜で開催された第114回日本皮膚科学会総会に参加してきました。土曜の休診が上手くお伝え出来ていなかったところがあり…ご迷惑おかけしてしまってすみません。いまの皮膚科のトピックスは遅まきながら皮膚悪性腫瘍や尋常性乾癬の分子標的治療薬、遺伝子解析といったところでしょうか?

一口に学会と言っても、皮膚科で例えると一番大きな総会(年1回)から支部総会(東部・中部・西部・東京)、地方会、研究会と多岐にわたります。ちなみに皮膚科の地方会は東京支部で年6回(ちなみに放射線科は関東・甲信越で年2回)あります。昨年は開業したばかりでばたばたしていたのでなかなか学会参加できませんでしたが、今年は少し余裕を持って参加してこようと思ってます。

昨日は診療が終わってからすぐにBillboard東京へ。昨年に引き続きロバート・グラスパー・エクスペリメントの東京公演にいってきました。ロバート・グラスパーはジャズだけではなくR&Bとしてグラミーを受賞するほど多岐にわたる活躍をしているピアニスト。昨年はサマソニ後ということもあり、ノリノリ系を期待して行ったところクールで繊細なサウンドでちょっと肩透かしでしたが、今年は期待以上に楽しめました。昨年は彼が敬愛するハービー・ハンコック寄りとすると、今年はより叙情的なピアノで、高校生のグラスパーにピアノを指導したマルグリューに近い響き。

グラスパーばかり話題にしてしまうのですが、エクスペリメントはケイシー・ベンジャミンがフロントでヴォコーダーとサックスを変幻自在に操るところも忘れてはいけません。昨日はドレッドヘアーをとさかのところが赤いリーゼントにして決まっていました。さらにベースのデリック・ホッジ(マルグリュー・ミラーの寵愛をうけたベーシスト)、ドラムのクリス・デイブも気持ち良いサウンドを聴かせてくれました。

そうそうグラスパーは観るたびに大きくなっているようで…すでにオスカー・ピーターソンを通り越してマルグリュー・ミラーばりになってました。


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