2015年8月5日水曜日

幼なじみが近所にやってきた

先日、久しぶりに自分のフェイスブックをみてみたら、小中学校の同級生がクリニック近くのお蕎麦屋さんで働き始めるという投稿が!最近…というかもともとSNSが苦手なのか…ここ何年かはフェイスブックはほとんど使用しておらず、インスタグラムもぼちぼちという感じでしたが、告知などでは役立ちますねーSNSって。たまには見るものですね。

というわけで、本日のお昼に早速行ってきました。お店はお堀を渡った九段南にあるのですが、新見附橋をわたって一口坂にまっすぐ進むといけるので意外と近いです。もともと好きなお蕎麦屋さんなので、お昼休みの運動がてらにちょっと行こうと…なったのですが、この連日の猛暑で移動だけでふうふうでした。

お蕎麦はいつもどおり美味しくいただきました(グルメブログではないので余計なことは書きません)。幼なじみが厨房で働いているのを見るとちょっと不思議な感じです。「◯◯くんは頑固でこだわりがあるんだよ」と一緒に食べている奥さんに行ったところ、「それはあなたもおなじでしょ」と言われてしまいました。分野は違ってもこだわりをもっていくことは大事だよね。また食べに行きます。


2015年8月3日月曜日

雑誌で名医になれる金額って?

7月もあっという間に終わってしまいました。最初はゆっくりだった患者さんの流れも後半になるにつれて安定し、終わってみれば220名以上の新規患者さんに来ていただきました。患者番号もいつの間にか2400番を超えました。皆さまありがとうございます。

いまやクリニックや診療所は飲食店や店舗と同じく「集客」ならぬ「集患」対策をとらないといけない時代になっており、古典的な電柱広告、看板に始まり、雑誌・本などの紙媒体やネットなどの「集患」アイテムがあります。ただ医師法というしばりがあり、好き勝手に宣伝できるものではないのですが、条件をクリアさえすれば「集患」できます。

10年ほど前はホームページ作成や病院検索と称した口コミ風サイトが全盛でしたが、最近は元気がなさそうです。その後、インタビュー形式のサイト(無料でできるものから高額請求があるものまで)があったのですが…最近ではどうなのでしょう?開院すぐにインタビュー受けたものがありますが、アナリティクスで動向を確認してもほとんどアクセスやリンクへのアクセス誘導の役目をしていないようです。やっぱりなと思っています。また根強いものとしては紙媒体があります。女性誌・情報誌の特集ページや名鑑などがあり、開業するまでは医学誌の依頼原稿(選考委員の先生方から推薦を受けて原稿を書くことです。微々たるものですが原稿料がもらえます)のように先生方からの推薦を受けているのかと思っていたのですが、実際は医療レベルと関係なくシビアなビジネスの世界でした。

特集記事やインタビュー形式であるとページあたり何十万円(80万円ぐらいが多い?)というものから数万〜10万円前後の医院紹介まで、細かく分類されています。大手出版社の有名な雑誌でも聞いたことのない出版社でも金額に大きな差はないので、一般的な価格というものがあるのでしょうが、(おそらく多くの場合)自薦なのがちょっと…寂しい気がします。開業当初は有名雑誌の記載の入ったFAXや封筒が届くたびに「どうしようかなー」と一喜一憂していましたが、開院したてなのに依頼があまりに多く、内容もみな同じようなので宣伝なんだと理解して、いまはゴミ箱行きにしています。

なぜこんなこといま書いているかというと、先日も雑誌掲載依頼の手紙が来て、そこに掲載するための金額が思ったよりも安くて一瞬「載せてもいいかな」と思ってしまったからです。こういう商売って上手いところを突いてくるんだなーと感心してしまいました。