2014年4月24日木曜日

John Hicks - Music in the Key of Clark

いま中古レコード店というとdisk unionの一人勝ちのような感じですが、わたしも新宿、神保町、御茶ノ水、池袋とお世話になってます。そこで買いそびれたアルバムや気がつかないでスルーしていたアルバムなどを購入するのですが、このジョン・ヒックスのアルバムも激安価格で購入したものです。ソニー・クラークというと「クール・ストラッティン」のジャケ写があまりにも有名ですが、アメリカでは人気がないようです。どうしてかな?ソニー・クラーク・トリオだと午後の診療所にはブルージーすぎるかもしれませんが、ヒックスのピアノだと心地よく響くので、調度良い感じです。“Sonny Side Up”のピアノソロがとくに素敵です。


2014年4月22日火曜日

Arthur Grumiaux - Lekeu: Violin Sonata in G major

CDは今も昔も中古レコード店で購入することが多く、このCDも今は亡き中古レコード店ハンター「銀座ソニービル店」で、中学生の頃に購入したものです。当時はルクーなどという作曲家も知らず、グリュミオーというヴァイオリニストは有名だということと、新古品で未開封CDだったので購入したのですが、燃え盛る若さと情熱を感じさせる、躍動感あふれる曲で、ルクーという作曲家が好きになった1枚です。ギョーム・ルクーは腸チフスで24歳の若さで夭折したベルギーの作曲家で、ヴァイオリン・ソナタは21歳の時の作品。数多あるヴァイオリン・ソナタの中でもお気に入りの曲のひとつです。ちなみにグリュミオーは2度目の録音で、1度目の演奏が素晴らしいとよく言われていますが、思い出・刷り込みの演奏なので、この演奏が一番好きです。併録のイザイとヴュータンの曲も素敵です。

腸チフスというといつもにエゴン・シーレを連想してしまうのですが、彼はスペイン風邪で亡くなっていたので、こちらも勝手な刷り込み(思い込み)でしょうか。

2014年4月15日火曜日

Brad Mehldau Trio - Live

今日はなんだか Zikmu Solo からばちぱち音(静電気?)がするので、ビル・エヴァンスのアルバムにしてみたのですが、音がひどくなってしまいやめました。iPodで急いで選んだアルバムがブラッド・メルドー・トリオのこれ。ライブで何度も聴いているのですが、なぜか毎回途中で寝てしまうため、相性悪いかなと勝手に思ってました。でもこのアルバム聴いていたらリリカルなピアノが心地よくて午後の診察に最適でした。ぱちぱち音もなくなって、スピーカーとの相性もよいのかな?


2014年4月14日月曜日

Faure: Orchestral Music - Y.P. Tortelier: BBC philhermonic

ポール・トルトゥリエの息子ヤン・パスカルがBBCフィルを指揮したアルバム。「パヴァーヌ」は合唱なしです(同じシャンドスレーベルにはアルスター管を指揮したフォーレもあり、「パヴァーヌ」は合唱付きでありました)。このアルバムにはキャスリン・ストットのピアノで「ピアノと管弦楽のためのバラード」があり、全体的に落ち着いた感じで午前中の診療所には最適です。

2014年4月11日金曜日

Chausson: Poème, Piano Trio, Pièce, Andante & Allegro

クラシックの選曲がイマイチな感じだったので、急遽入れ替えしてみました。

エルネスト・ショーソンはフランスの作曲家。彼の室内楽曲集といっても、最も有名な「コンセール」はなく、ヴァイオリンと管弦楽のための「詩曲」のヴァイオリンとピアノ五重奏版が入っています。思い返せば、ショーソン、ルクー、フォーレといった作曲家の室内楽がとても好きな時期がありました。少し仄暗く、果てなく紡がれる切ない旋律がたまりませんでした。いま聴き直してみるとチェロとピアノのための小品(作品39)がいちおしかな?

2014年4月10日木曜日

Elsie Bianchi - Fry Me To The Moon

今日もジャズのアルバムから。スイス人ピアニストのエルジー・ビアンキの弾き語りありのスタジオセッション音源。"Fry Me To The Moon”のピアノ・トリオで弾き語りは、元祖?ロリータボイスのブロッサム・ディアリーが好きですが、エルジーのハスキーボイスもなかなかです。ストレートなピアノもすてきです。でもオープニング用にこのアルバム選んだのかは覚えてません…なんでだろ?

2014年4月9日水曜日

Dick Morissey Quartet - Have You Heard

4月は午前中クラシック、午後ジャズをメインに流しています。診療の邪魔にならないよう、にぎやかな曲は避けるようにしていますが…

英国のサックス奏者、ディック・モリッシーの63年録音のアルバム。モリッシーの野太いテナーサックスは、予想以上に午後のけだるいクリニックにあっています。以前はマニア溜飲アイテムだったようですが、復刻CDです。

2014年4月8日火曜日

開院して1周間がたちました

早いもので、開院してから一週間が経ちました。
まだオープニング準備期間との位置づけもあり、宣伝もせずに様子をみています。
幸運にも当クリニックに受診していただいた方々は、
インターネットを見ていただいていらした方、通りがかりの方、会社・学校が近い方、
とさまざまです。
少しでも早く、地域に根づいた医療ができるように心がけていきたいと思っています。

遅くなりましたが、オープニングのごあいさつとさせていただきます。