早いもので3月も残すところあと5日、日に日に暖かくなってきました。外堀の桜も一分咲きですが、桜の季節となっているのを実感しています。
1曲目《Nebulosa》の冒頭からカッコよく聴かせてくれるアルバム。《Nebulosa》は非業の死(無実の罪で捉えられ拷問の末殺されてしまったのです...)をとげた伝説的なピアニストである、テノーリオ・ジュニオールによるジャズ・サンバの名曲。いろいろなところでサンプリングされているので、冒頭の旋律はどこかで聴いたことあるはずです。アンドレア・ポッツァの演奏はリリカルでどこか醒めた感じもありますが、ジャズ・サンバというよりもジャズとして奏でられています。2曲目はジョー・ジャクソンの《You Can't Get What You Want》をアラン・ファーリントンの渋い声でジャジーに聴かせてくれます。他にもボビー・コールの《Perfect Day》にオリジナル曲を散りばめた1枚です。
春より秋〜冬の寒い時期にあっているかな...と思いながらも、《Nebulosa》聴きたさについついかけてしまう1枚です。
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